ピレリは世界最高位のモータースポーツであるF1用のタイヤの開発と生産を専門に行う、「フォーミュラ・ワン・チーム」を結成しました。
タイヤの開発はミラノにあるピレリの研究開発センターにて行い、生産は競技用タイヤの生産ラインを持つトルコのイズミット工場にて行います。
このF1プロジェクトがピレリの現状の財務戦略に及ぼす影響はございません。

2010年6月24日、ミラノ

本日、ピレリグループ会長のマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ、及び、ピレリタイヤ マネージング・ダイレクターのフランチェスコ・ゴリが記者会見を開き、2011年から2013年までのF1へのタイヤ供給に関する方針を説明しました。

その中にはF1用タイヤの開発と生産を専門に行うチームの結成も含まれております。このチームはラリーやスーパーバイク、北米のロレックス・スポーツカー・シリーズ、GTレースやワンメイク・レースなど、モータースポーツに関して最高水準の経験を有する社内のエンジニアや研究者から構成されます。他の部署の社員は今までの職務に集中することができます。

F1チームが要求している信頼性、安全性、そしてパフォーマンスといった諸性能を満たし、グランプリ・レースでもっとも厳しい条件に適合させるため、ピレリのエンジニアは既にシュミレーションモデルでの設計やコンパウンドの開発などに着手しています。

ピレリのF1チームはミラノにあるR&D部門の国際的なメンバーによって構成されます。この部門は伝統的にピレリの最先端技術の中核を担っており、世界5箇所にある研究開発センターに分かれ、1,000人のエンジニアが属しています。ピレリタイヤは毎年研究開発に売り上げの3〜4%を割り当てています。これは世界のタイヤメーカーの中でも高水準と言えます。モータースポーツ活動は長年R&D部門によって革新的なハイ・パフォーマンス・タイヤの設計に活かされ、利益を得てきました。

F1用のタイヤはトルコのイズミット工場にある競技用タイヤ専用のラインにて生産されます。

FIAとの契約により、ピレリはシーズンを通して6種類のタイヤをチームに供給することに合意しました。それらは、さまざまなドライアスファルト路面に適応するようにコンパウンドの異なる4種類のスリックタイヤ、ヘビーレイン用のレインタイヤ、そして、濡れた路面やライトレイン用のインターミディエイトタイヤです。

ピレリはまた各チームと協力してF1用のタイヤについて、ホイールサイズの変更といった技術革新を行う用意があります。

今日の経済危機はすべてのF1チームに製造コストと物流コストを公平にシェアしてもらうという現実的かつ協力的な路線に方向転換させました。ピレリはまたF1活動に関し、技術面、生産面の投資のほか、コミュニケーション面においても投資します。F1はピレリにとって現状の財務戦略への影響を及ぼすことなく、ピレリ・ブランドの商業面や産業面の進歩を披露出来る絶好の場所となります。

今後数年間に、F1は1シーズンに20億人もの人がテレビで観戦すると予想しています。その上、新興市場も含め、多くの重要なメディアが取り扱うことも予想しています。ピレリの新興市場における事業開発および成長戦略は、ブランド力向上と市場への投資の回収という面において、F1の全世界的知名度によって莫大な利益を生むことになるでしょう。

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