ピレリは、2012年のタイヤ開発に向けて、現在のF1マシンでテストをできない今の状態を改善したいと訴えている。
ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、これまではトヨタの2009年型マシンTF109をアップデートしてテストカーとして使用してきたが、レギュレーションが変わるなか、このマシンを使用し続けるのには限界があり、解決法を見つけたいと述べた。
「テストに問題がある。本当に問題だ」とヘンベリー。
「我々が今のマシンにアクセスできないという問題が解決されていない。誰も我々に答えや解決法を与えてくれようとしないのだ」
「トヨタのマシンは非常に役に立ったが、我々は(最新マシンでの)テストができないためここまでなんとかやってくるしかなかった。我々はこのスポーツのいいパートナーになりたいと思っており、最高の製品を生み出したい。だが状況は少し難しくなってきている。テストをして自分たちが導き出した結果を検証したい」
ヘンベリーは、トヨタのマシンは2011年の準備に非常に役に立ったものの、レギュレーションの変更により、実際の今のマシンとの差が大きいと述べた。
「このマシンは燃料タンクのサイズが違うし、DRSもついていない。2013年のレギュレーションではダウンフォースが減り、トップスピードが増すことになる。我々としては解決法を見つけるためにじっくり考慮する必要がある」
「チームがノーと言うのは簡単なことだが、我々は解決法を求めている。どこかのチームを優先していると言われないような解決法だ」
「我々は自分たちの能力を尽くしていい仕事をしたいと思っているだけであり、誰かを優先しようという気は全くない。プロフェッショナルな解決法を見つけたい。すでに協力体制を築き上げているから、解決法は見つかるはずだ」
「テストセッションのたびに違うマシンを使ってもいい。すべてのマシンがマクラーレン・エレクトロニクスのシステムを搭載しているから、チャンネルをブロックしてそのチームがテストのデータを読み取れないようにできるし、あるいは全チームにデータを提供してもいい。さまざまなやり方があるだろう」
