フェラーリのシャシーテクニカルディレクター、パット・フライは、シーズン前最後のテストを終えた段階で、フェラーリは開幕戦で表彰台を狙える状態ではないと述べた。

 アグレッシブなデザインアプローチを採用したF2012の開発にフェラーリは苦労している。

 フライは自分は常に少し悲観的な考え方をしがちだとも述べた上で、「メルボルンで表彰台を狙えるかって? 今の段階ではそれは無理だというのが私の意見だ」と認めた。
「我々はこれまでのテストでのパフォーマンスレベルに失望している。やるべき仕事は山積みだ。先週エキゾーストに関して行った決断によって、開発作業がいくらか後退したのも確かだ」
「どの程度(後れをとっている)かを今判断するのは難しい。テストでは他チームのマシンが燃料をどれぐらい積んで走っているかは推測するしかない。我々が激しく落胆すべき状況なのか、わずかに落胆すべき状況なのか、トップ勢から実際にどれぐらい離されているのか、どれだけのギャップを埋めなければならないのか、それはメルボルンに行ってみなければはっきり見えてこない」

 フライは今年の予選は非常に熾烈な戦いになるだろうと予想している。
「ここ数年とは異なるシナリオが見られるだろう。パフォーマンス差が縮まり、Q1をハードタイヤで余裕を持って走って通過できるという保証はないだろう。Q2も同じだ。実際どうなるのか、答えはオーストラリアで出る」

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