マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、チームのピットストップ担当クルーとピットストップ手順の両方を変更したことを明らかにした。マクラーレンには、今シーズン、ピット作業のミスが多発している。
中国GPではジェンソン・バトンの最後のピットストップに時間がかかり、バトンは首位のニコ・ロズベルグに戦いを挑むことができなかった。
バーレーンGPではルイス・ハミルトンは2回のピットストップで問題に見舞われ、2番グリッドからスタートしながら8位で終わった。
バーレーンGP後、ウィットマーシュは、問題が起きたピット作業にかかわったクルーをかばう一方で、器具やプロセスのチェックを行い、問題の再発を防ぐと述べていた。
水曜に行われたボーダフォンのインタビューイベントにおいて、ウィットマーシュは、ピット作業のクルーと手順を変更したと述べたと、pitpassが伝えている。
「自分たちの作業を見直し、チームとプロセスにいくつか変更を加えた。日曜にそれを実行する」とウィットマーシュは語った。
クルーを募集したところ、大勢のスタッフが志願してきたことに驚いたとウィットマーシュは語っている。
「この重要なポジションに志願する人間がいるかどうか確信が持てなかったが、チームのスタッフの中から非常に大勢の人間がこの難しいポジションにつくことを希望してくれたので驚いた」
ウィットマーシュは、練習を重ねたため今週末はいいピットストップができるはずだと述べている。