メルセデスGPの代表、ロス・ブラウンは2月最初のスペイン・バレンシアでのテストの結果を受けて「期待していたほどマシンが速くなかった」ことを認めた。チームは3日間通じての総合タイムでミハエル・シューマッハーが7番手、ニコ・ロズベルグが9番手のタイムをマークしていた。
「燃料が満タンの場合は、悪くはないのだが、ペースはあまりよくない」とブラウンはBBCの取材に対して語っている。「マシンのハンドリングとバランスが完璧ではなかった。だが、ヘレスまでには直せる。問題点がわかっているから」
「他のチームももちろん、進歩しているだろう。我々はフェラーリほど速さがなかったし、火曜日はマクラーレンのルイス・ハミルトンも速かった。だから、我々はもっとがんばらないといけないだろう。
エキゾーストが割れてしまって、それを150〜200kmごとに交換しないといけなかった。対策はできるがここでは難しかった。ハンドリングバランスの悪さについては、タイヤについて習得しているところだった。やってみたい対応がいくつか見つかり、これらはヘレスまでに行えるだろう」
次回、ヘレスでのF1合同テストは2月10日から13日までの日程で実施される。