ヤマハ発動機は12月4日、現在、代表取締役社長 社長執行役員の戸上常司氏が病気療養のため入院、社長代行を代表取締役 常務執行役員の木村隆昭氏が務めることを発表。
木村常務執行役員はヤマハのF1エンジン供給時の現場の責任者として活動の取りまとめを行っていた。その当時については『日本の名レース100選 Vol.058 '89 F1日本GP』のリレーコラムのコーナーで語られている。
以下はヤマハ発動機株式会社によるプレスリリース。
ヤマハ発動機株式会社は、本日開催の臨時取締役会において、代表取締役社長 社長執行役員 戸上(とがみ) 常司(つねじ)の病気治療のための入院により、当面の措置として、代表取締役 常務執行役員 木村(きむら) 隆昭(たかあき)が、社長職務の代行を12月4日より務めることを決定しましたので、ご案内します。
代表取締役社長 社長執行役員 戸上常司 コメント
11月1日に社長就任したばかりでありながらこのような状況になり、多くの皆さんにご迷惑をお掛けすることを大変申し訳なく思っております。わたしが率先して会社の構造改革を推進するつもりでいましたが、この厳しい時期のトップとしての業務に少しでも空白を置くことはできないと判断し、社長代行を代表取締役常務執行役員の木村にお願いすることにいたしました。今は治療に専念いたしますが、1日も早く復帰して会社の立て直しに全力を尽くしたいと考えております。
代表取締役 常務執行役員 木村隆昭 コメント
構造改革を推進してできるだけ早く会社を立て直さなくてはならないこの時期に社長代行を命じられ、大きな責任を感じております。戸上が復帰するまでの間、与えられた使命を全力で果たし、構造改革をよりスピーディーに推し進め、全社一丸となって来期の黒字化を実現させたいと思います。