フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、2010年のドライバーはフェリペ・マッサしか確定していないと示唆しているが、キミ・ライコネンは、自分が契約を有していることを再度強調した。
ライコネンはフェラーリと来季の契約を結んでいるが、今週、ディ・モンテゼモロは、来季“ブラジル人ドライバー”を走らせるとは明言しながらも、もうひとりについてはベストの選択を検討しているところだと述べている。
ラリーへの転向や、マクラーレンなど他チームへの移籍もささやかれているライコネンだが、F1公式ウェブサイトに対し、来季フェラーリと契約を結んでいるという状況に一切変化はないと改めて強調した。
「僕には契約があると、繰り返し述べるしかない。それは変わっていない」とライコネンはコメントしている。
「彼らが僕と話をしたいなら、じっくり交渉する必要がある。僕は全面的にコミットしている。でなければ、最初に契約にサインしなかっただろう」
ラリーに関してライコネンは、チャンスがあればまたやりたいが、今の時点ではF1を優先すると述べている。
「(ラリーは)ドライビングをするものではあるけれど、F1とは全く違う。(ラリーは)好きだし、素晴らしいスポーツだと思う。すごく楽しいしね。将来(ラリーを)するかもしれないし、しないかもしれない。でも、もっとラリーをやりたいと思っていることは確かだよ。少なくとも楽しみのためにね。チャンスがあって、他のことに影響しなければ、トライするだろう。F1へのとてもいい練習になるし、すごくいい気分になるしね」