元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーは、兄のミハエル・シューマッハーのようにF1へ復帰することは考えていないと語った。
現在36歳のラルフは、週末にドイツのホッケンハイムで開かれたDTMにメルセデスのドライバーとして参戦。シリーズ5年目となる初戦を7位で終えている。
F1でのラルフは、ウイリアムズに在籍していた2001年から03年までの間に6勝を挙げているが、2007年まで所属したトヨタでは思うような成績を残せなかった。彼は、その後に兄のミハエルがメルセデスからF1へ復帰したものの、自分自身のF1キャリアは「終わった」と考えている。
「F1は刺激的で美しい。しかし、DTMはそれよりはるかに親しみがあるんだ。世界中を旅する必要は僕にはないんだ」とラルフがドイツのDer Westenに語ったと、YallaF1が伝えている。
「僕はそれがいいんだ」