2014年F1第6戦モナコGPは24日(現地時間)、モナコ・モンテカルロの市街地サーキットで公式予選が行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグが2年連続、通算6回目となるポールポジションを獲得した。

 快晴のドライコンディションで迎えたモナコGPの予選は、ファーストセッションのQ1でケータハムのマーカス・エリクソンが無謀なアタックからフェリペ・マッサに追突。これでQ2出走を阻まれたマッサは、中団グループとの争いに敗れたマクラーレンのジェンソン・バトンとともに早々と予選を終えてしまう。

 最終ラウンドのQ3に進出したのは、メルセデス、レッドブル、フェラーリ、トロロッソの各2台とマクラーレンのケビン・マグヌッセン、フォース・インディアのセルジオ・ペレスという10台となった。

 モナコのポールシッターを決するQ3では、最初のアタックで1分15秒989をマークしたロズベルグがトップに立って主導権を握る。対するチームメイトのルイス・ハミルトンはロズベルグにわずか100分6秒届かず2番手となり、終盤のラストアタックに逆転を懸けることとなった。

 しかし2度目のアタックでは、ハミルトンの前を走っていたロズベルグがミラボーでブレーキをロックさせ、エスケープゾーンにストップ。これで、セクター1をパーソナルベストで通過していたハミルトンは、イエローフラッグに阻まれベストタイムを更新することができず。結果的にはメルセデスがフロントロウを独占したものの、ハミルトンはその後の記者会見で明らかに不満の表情を見せていた。

 3番手はレッドブルのダニエル・リカルド。4番手には、Q2でパワーユニットのMGU-Kに問題が発生したセバスチャン・ベッテルがトラブルを抱えながらもなんとか2列目を確保した。

 フェラーリ勢はフェルナンド・アロンソが5番手、キミ・ライコネンが6番手。初のモナコでQ3入りを果たしたトロロッソのルーキー、ダニール・クビアトは健闘の9番グリッドを手に入れた。

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