毎年年始に行われている、ドバイ24時間耐久レースの暫定エントリーリストが発表されているが、今年も多数のエントリーを集めている。日本からはスーパーGT300クラスに参戦するJLOC、またドライバーとしては、田中哲也がエントリーしている。
ここ数年、中東ドバイのドバイ・アウトドローモを舞台に行われているダンロップ・ドバイ24時間。GT3カーやGT4カー、さらにポルシェ997カップカー、996カップカーなどで多くのエントリーを集め、ヨーロッパのGT3チームやサウジアラビア、そして日本からもスーパー耐久に参戦していたPETRONAS SYNTIUM TEAMなどが参戦していた。
2012年は1月12日〜14日の予定で行われるが、今回も多くのエントリーを集めている。2011年大会を制したシューベルト・モータースポーツはサウジアラビアの国籍で“サウジファルコン・シューベルト・モータースポーツ”としてエントリー。その他にもGT3ヨーロッパ選手権やブランパン耐久シリーズにエントリーしているGT3チームが数多くエントリーしている。
注目どころとしては、A6(GT3)クラスにマクラーレンGTというチーム名でマクラーレンMP4-12C GT3がエントリーしているほか、JRMニッサンからニッサンGT-R GT3がエントリー。GT-Rのドライバーはまだ未定だ。
日本からは、スーパーGTで活躍するJLOCのランボルギーニ・ガイヤルドがエントリー。ドライバーは井入宏之/坂本祐也/青木孝行/織戸学という4人になっている。クラスはA6だが、マシンは新規に購入する訳ではなく、スーパーGTの86号車を使用し、A6クラスの中で戦うことになるようだ。
また、田中哲也がニッサン370Zのドライバーでエントリーされているほか、井原慶子がガルフ・レーシングのアストンマーチンN24にエントリーされている。