全日本F3選手権 第13戦
決勝上位ドライバーコメント
■優勝:中山雄一
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今日のレースもポールポジションからのスタートでしたが、上手く決めることができ、序盤はペースも良くて2番手に5秒ぐらいの差をつけることができました。しかし、タイヤマネージメントはしっかりとしていたのですが、レース途中からフロントタイヤがすごく跳ねるようになって、タイムがガクッと落ちてきました。
あと何周かあったら逆転されるかもしれないというレースだったのですが、勝ててよかったです。この週末も金曜日から、予選・決勝に向けていいテストができましたし、前戦からこの大会まですごく時間があったのですが、練習もいっぱいでき、体もならすことができていたので、すごくいい流れでレースウィークを終えることができました。
次回の富士も練習から決勝を見据えたテストをして、全力で戦えるよう頑張ります」
■2位:野尻智紀
(TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/TODA TR-F301)
「昨日クラッシュをしてチームに迷惑をかけてしまったので、今日は自分でもいいレースをしたいと思っていました。スタートでは若干ストールしそうになりましたが、なんとかポジションキープできました。
今週は少しオーバーステア気味のクルマでなかなかバランスを立て直すことができなかったので、決勝前にフロントウイングなどを少しアジャストし、走り方に関してもタイヤのマネージメントをしっかり考えながら走りました。
その結果、終盤に少し中山選手が苦労してペースが落ちてきたところでギャップを縮めることができましたが、そこで捕らえることができなかったのは悔しいのひと言です。
しかし、自分としては最後まであきらめずに走ることができたし、中山選手のクルマは速かったですが、少しでも可能性を見せるレースができたのではと思っています」
■3位:松下信治
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「25周というのは、僕の中ではこれまでで一番長いレースでした。スタートしてレース前半は野尻選手の後ろにぴったりつくことができて、ペース自体も悪くなかったのでもしかしたら抜けるかなと思っていたのですが、10周を過ぎたあたりから徐々にタイヤがきつくなってきたのに加え、野尻選手のペースも上がってきて。なんとかくらいついていきたかったのですが自分のペースを維持するのが精いっぱいで、離されてしまいました。
タイヤと自分のドライビングスタイルが合っていない部分もあったので、そのあたりをもっと研究して、コンスタントに速く走れるように頑張ります。今週は、木曜日にあった2時間の練習走行をクラッシュして走れなかったので、それはすごくマイナスな部分ではありましたが、金曜日にそれを補うぐらいのテストができたので3位という結果を獲れたのだと思います。ただ、まだ3位までしか取れていないので、次回はそれ以上を目指して全力で走ります」
■4位:千代勝正
(B-MAX ENGINEERING/Car.No50/B-MAX・F312/TODA TR-F301)
「スタートも良かったですし、レース中のクルマのバランスも良かったのですが、何台も連なった状態で走っているとどうしても高速コーナーでダウンフォースが抜けてしまい、近づくと勝負を仕掛けることができなくなってしまいました。それで間隔が一定になり、前がミスをして近づいたとしても、オーバーテイクできる領域までは近づくことができませんでした。
やはり、昨日の予選での失敗が今日の結果に響きました。練習日からすごく調子が良くて、クルマもシーズンを通して進化をしているので昨日2位という結果を出せたのは良かったのですが、菅生では絶対に勝ちたいと思っていたのでそれができなかったことは悔しいです。残りは2戦になりましたが、これまでと変わらず全開で走ります」
■6位(N-1位):ナニン・インドラ・パユーング F3-Nクラス
(TOM'S SPIRIT/Car.No38/PTT SPIRIT F307/ TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「優勝できてうれしいです。今日もまたスタートで小泉選手に抜かれてしまいましたが、僕がスタートをミスしたわけではなく、彼のスタートがもっと良かったということだと思います。今日も彼といいバトルができたと思います。25周というレースは長いですね。高星選手がピットスタートということが分かり、レース中はタイヤマネージメントを意識することと、『セーフティカーが出ないように』とずっと願っていました。最後まで(セーフティカーが)でなくて良かったです(笑)。
菅生は路面とラインがすごく難しいし、タイヤが減ってくるとオーバーもアンダーも出てくるので、ミスしないようにということにも集中しました。でも、来年チャンスがあったらまたここでレースしたいとも思いました。残り2戦となりましたが、もう1回ぐらい1番が欲しいですね。次の最終戦の富士で獲れるように頑張ります」
■7位(N-2位):高星明誠 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/S Road NDDP F3/トヨタトムス3S-GE)
「スタート前に、スターターのトラブルが出てグリッドに並ぶことができませんでした。調子が良かっただけに非常に残念でしたが、ピットスタートからでも十分勝てると思っていたので頑張りました。
菅生は抜きどころが少ないので、1コーナーだけに的を絞って抜きにかかりましたが、その結果として2位まで上がることができたのだと思います。
2位になった後はナニン選手を追いかけるだけと思ったのですが、もう見えない位置に行ってしまっていて。必死に走りましたが、ナニン選手が見える位置まで差を縮めることができませんでした。残念ですが、レース中に自分のできるベストは尽くせたと思うので、それは良かったと思います」
■8位(N-3位):小泉洋史 F3-Nクラス
(HANASHIMA RACING/Car.No6/Net Move Hanashima Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日に引き続きスタートはばっちり決まりました。高星選手がいなかったことでまっすぐスタートすることができ、1コーナーまででナニン選手をパスすることができました。ただ彼もペースが速いのですぐに来るだろうとは思っていましたが、昨日に続いてダスティなところから一気に来ましたね。自分としては、昨日はクルマがひどいアンダーでそこから改善してきたのですが今度はオーバーに振りすぎてしまいました。
クルマの作り方に関しても、予選では高星選手やナニン選手にタイムを近づけることができてきましたが、決勝ラップでは誰と走っても最終コーナーからストレートで追いつかれるくらい、直線スピードが遅いんじゃないかなと感じたので、来年もF3で菅生を走るチャンスがあればこの辺りが改善点かなと思います。最終大会はWECとのダブルエントリーになりますが、ペース配分などを気にすることなく、F3はF3で、全開で頑張りたいと思います」
