今週末のイギリスGPでは、ピットレーンでのスピード違反の多さが特に目立っている。
予選を終わった段階で、スピード違反による罰金処分を言い渡されているのは全部で5人。その中にはザウバーの小林可夢偉も含まれており、ルノーのビタリー・ペトロフに至ってはフリー走行3回目で2度の違反を犯している。
1回目のフリー走行で61.3kmを記録した可夢偉には400ユーロ(約4万5千円)の罰金が言い渡され、同じくロータスのファイラス・ファウジーは61.6kmでこちらも同額の400ユーロ。
土曜日に移り、3回目のフリー走行で2度の違反を犯したペトロフは最初が62.2kmで600ユーロ(約6万7千円)、2度目は61.2kmで800ユーロ(約9万円)。さらにフォース・インディアのビタントニオ・リウッツィも同じく64.5kmで1000ユーロ(約11万2千円)の罰金が言い渡されている。