アチーブメント全日本F3選手権の第11戦決勝レースが、岡山国際サーキットを舞台に9月4日(土)に行われた。ポールポジションの山内英輝(MJハナシマレーシングF308)はジャンプスタートのペナルティで遅れ、代わってトップに立ったラファエル・スズキ(PETRONAS TOM’S F308)が、そのまま逃げ切って初優勝。そして、国本雄資(PETRONAS TOM’S F308)が2位でゴールし、チャンピオンを獲得することとなった。

 午後になって太陽が傾いても、岡山国際サーキットはまだ灼熱状態。過酷なレースとなることが大いに予想された。注目のスタートではポールシッターの山内が飛び出し、まずはトップで1コーナーへ。これに続いたのはスズキ、そしてひとつ順位を上げた国本。オープニングラップは関口雄飛(Three Bond)と嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が背後につけ、特に関口はしきりに牽制をかけるが、国本はしっかり堪えて逆転を許さず。

 周回を重ねるごとトップの山内は差を広げていったが、3周目のコントロールポストに無情にも黒旗が! ジャンプスタートのペナルティとして、ドライブスルーを命じられてしまったのだ。これにより、スズキがトップに浮上し、国本も2位に。

 国本の背後には常にコンマ差で関口が続き、必死に意地を見せたものの、最後まで逆転を許されることはなかった。その結果、2位でゴールした国本は連勝こそストップしたものの、5戦を残して早くもチャンピオンを獲得することとなった。

 その国本に約5秒の差をつけ、最初にチェッカーフラッグを受けたスズキは、これが全日本F3での初優勝。トムスコンビが揃って喜びを噛み締めることとなった。なお、チーム部門とエンジンチューナー部門のタイトルもトムスが獲得し、タイトルの独占も果たしている。

 Nクラスでは予選トップだった小林崇志(HFDP RACING F307)を、オープニングラップのうちに蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が逆転。蒲生はCクラスの車両すら追いかける勢いで、小林を振り切ることに成功。これで4連勝となった。3位は三浦和樹(HFDP RACING F307)が獲得した。

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