スーパーGT第6戦富士の決勝レースで、GT500クラスの優勝を飾ったカルソニックIMPUL GT-Rの松田次生、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラのふたりが、決勝レースについて語った。

GT500クラス優勝:カルソニックIMPUL GT-R
松田次生
「とりあえず、勝ててホッとしました。ここまでトラブルやアクシデントもあり、勝つことができなかったので、それを断ち切ることができて、良かったです。昨日の予選ではオリベイラ選手がポールポジションを獲ってくれたので、スタートドライバーの僕はとにかくギャップを広げて、バトンタッチするというのが一番の仕事だったのですが、それを果たすことができました。タイヤマネージメントは難しかったですが、いろいろと小技を使って何とか持たせることができて、良かったです。さらに、オリベイラ選手はそのギャップを広げてゴールしてくれて、改めて素晴らしいチームメイトだと思います。ここで勝ったことによってチャンピオンシップの権利も出てきたので、とにかく残り2戦でポイントを集めて、チャンピオンを獲りたいと思います」

ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ
「今週は完璧な週末となりました。今回はすべてが僕たちに向いていたように思えました。昨日のフリー走行からクルマの状況がとても良くて、予選でも予定どおり、ポールポジションを獲ることができました。朝のウォームアップではクルマのチェックと、最終的なセットアップもでき、レースではスタートドライバーの松田選手が素晴らしい走りを見せてくれて、大きなマージンを作ってくれました。長いスティントだったので、タイヤのマネージメントは難しかったと思いますが、すごく頑張ってくれました。そういう意味では、そのマージンを守るだけだった僕の方が楽だったと思います。今回は僕たちドライバーだけの成果ではなく、チーム、ニスモ、日産の方々に感謝したいと思います。数字の上で可能性がある限り、チャンピオン獲得を狙っていきたいです」

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