欧州日産は29日、7月26日〜27日に決勝レースが行われるブランパン耐久シリーズ第4戦スパ24時間に、ニッサンGTアカデミー・チームRJNから二度のスーパーGT500クラスチャンピオン、柳田真孝が参戦すると発表した。

 スパ24時間は1924年に第1回レースが開催された歴史ある耐久レース。かつてはツーリングカーで争われることも多かったが、近年はGTスポーツカーのレースとなっており、2001年からFIA-GTの一戦として、2011年からはブランパン耐久シリーズの一戦となっている。また、ニッサンにとっては1991年、R32スカイラインGT-Rがアンデルス・オロフソン/デイビッド・ブラバム/服部尚貴のトリオで優勝を飾った思い出深いレースだ。

 そんなスパ24時間に、ブランパン耐久にレギュラー参戦するニッサンGTアカデミー・チームRJNがニッサンGT-RニスモGT3で挑むことになるが、そのドライバーとして、2011年〜12年とスーパーGT500クラスで連覇を果たした柳田が乗り込むことになった。

 柳田はかつて、フォーミュラ・ドリームに参戦する前にフランスで四輪キャリアをスタートさせており、柳田に「スパ-フランコルシャンの経験は?」と聞くと、「フランスで走ったフォーミュラ・キャンパス以来ですね。だから15年以上ぶりかな?」という。また、ニッサンGT-RニスモGT3の経験も、GT3モデルのシェイクダウン以来のドライブだという。

 しかし、「不安はないですよ。その時に比べればサーキットも良くなっているし、クルマも良くなっているのは間違いないですからね」と柳田。ヨーロッパでのレース参戦は、98年のフォーミュラ・ルノー以来だが、それ以上にこの挑戦を大いに楽しみにしているようだ。

「特に、僕は四輪を始めたのがヨーロッパなので、こうして戻ってレースをするのがすごく楽しみですし、そこにニッサン車で戻れるのが嬉しいです。僕にとってはすごく大きなことですし、そういう思いも前からありました」

 まだ柳田が誰と組むのかや、ドライバーの組み合わせ、参戦クラス(プロ/プロ-アマ)等は明かされてはいないが、「どんなクラスになっても、24時間レースは醍醐味があるし、まずはレースを走りきることが大事だと思っています。そして完走すれば、自ずと結果はついてくる」と自信をみせる。

「日本で培ったものを活かしていきたいですね」という柳田が、本場ヨーロッパでどんなレースをみせてくれるのか。スパではベントレーやアウディ、BMW等が強力な体制を敷くが、その中での活躍を非常に楽しみにしたいところだ。

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