ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。昨年、好評連載されていたこちらのコラム。今年も引き続き、F1速報サイト限定コラムの一部をお届けします。

ニキ・ラウダの導火線に火がついた
 一体誰がニキ・ラウダの導火線に火をつけたのか? いろんなウワサがF1のターボよりもすごいスピードで回り続けていたこの1週間、ラウダはあらゆる話題に首を突っ込み、関係者を混乱に陥れていた。

 シンガポールでメルセデスがスランプに陥っていたからか、薬の量を増やされたからなのか、ラウダはジェンソン・バトンがマクラーレンに残るか否かという話題に介入したくてたまらなくなったようだ。理由はさっぱり分からない。彼がマクラーレン・ホンダを揺さぶる必要などなかったのにね。“GP2マシン”に乗ったフェルナンドがその役割をしっかり果たしていたんだから。

 ラウダは「ロン・デニスの扱いについてジェンソンにアドバイスした」と言い張っていた。まぁ、ラウダは数十年前にデニスのチームにいたのだから、あながち筋違いとも言えないが。当のバトンは、ラウダはトイレで話しかけてきたが、何を言っているのかよく分からなかった、と言っていた。おそらく音を消すための音楽が流れていたんだろう。ふたりの偉大なレーサーが隣り合った個室で、デニスに要求すべきサラリーの額を話しているなんて、なんてクレージーな光景だろう!

 結局ジェンソンは日本GPの週末には何も話してくれなかった。マクラーレンの広報担当がFIA木曜会見の司会者に、ジェンソンへの質問は最後にしてくれ、そして将来について聞いてくれ、と言っていたのにおかしいな。

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