佐藤琢磨が、来季に向けてF1への復帰とIRLへの参戦の両方を同じぐらい重視して検討していると述べた。
琢磨は2008年スペインGPをもってスーパーアグリがF1から撤退したためシートを失った。今季に向けてスクーデリア・トロロッソのテストに参加したものの、シートを獲得できなかった。
今年の日本GPでパドックに姿を見せた琢磨は、来季の活動についてロイターに対し、次のようにコメントした。
「今F1とIRLを同じだけ重視している。自分の力ですべてのことをコントロールすることができないこともある……忘れ去られるわけにはいかない」
琢磨は、自分のセールスポイントは経験と速さであるとし、来年はレースドライバーとしてサーキットに戻ってきたいと語った。