イギリスGPのクラッシュで足を負傷したキミ・ライコネンは、今週シルバーストーンで行われるインシーズンテストへの参加を見合わせるようだ。

 ライコネンは、決勝レースのオープニングラップでおよそ150マイル(約240km/h)というハイスピードでガードレールにクラッシュしており、その際の衝撃は47Gもあったことが分かっている。

 彼はマシンを降りた後、左足をひきずるように歩いていたため、ケガの具合が心配されていたが、その後にチームから発表された情報では、幸いひざと足首のアザと打撲傷ですんだことが分かっている。また彼は、クラッシュ直後の第一声で「フェリペ(マッサ)は大丈夫か?」と述べ、クラッシュに巻き込む形となったかつてのチームメイトを心配していたという。

 ライコネンは、今週8日から2日間の日程で行われるシルバーストンテストの一日を担当することになっていたが、チームプリンシパルのマルコ・マティアッチは「キミは大丈夫だ」と述べ、次のように続けている。
「数回にわたって検査を行った。(ライコネンの参加は)テストの内容によって決めるつもりなので、今日この後の様子をみるつもりだが、その前に彼が100パーセント大丈夫なのかを確認しておきたい。ただ、今のところは何の問題もないよ」

 フェラーリのテストは、ライコネンと開発ドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサが一日ずつを走ることになっていたが、仮にライコネンが参加を見合わせることになれば、デ・ラ・ロサが2日間とも走るか、フェルナンド・アロンソを呼び寄せる可能性も考えられる。

 しかし、Motorsports.comによれば、ライコネンが次のホッケンハイムまで休養をとることをマティアッチが認めたといい、さらにドイツのBild紙は、フェラーリのジュニアドライバーであるマルシャのジュール・ビアンキがライコネンの代わりを務める有力な候補だと報じている。

 一方、長年ライコネンのトレーナーを務めるマーク・アーノールは、詳細なメディカル検査の結果、ライコネンの骨に一切異常は見つからなかったと述べた。

 フェラーリは、ライコネンのクラッシュがメカニカルトラブルによるものではないことを確認している。

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