2012年F1第15戦韓国GPが現地時間12日、韓国インターナショナル・サーキットで幕を明け、金曜1回目のフリー走行はマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は14番手につけた。
可夢偉が3位表彰台を獲得した日本グランプリの興奮から一週間。シーズンも残り5戦に突入したF1サーカスはお隣の国、韓国に舞台を移し、今年で3回目となる韓国GPを迎えた。時差のない韓国は午前10時から1回目のフリー走行がスタート。セッションは気温17度、路面温度21度のドライコンディションで行われた。
FP1では、ウイリアムズがブルーノ・セナに代えてバルテッリ・ボッタスを起用、フォース・インディアはジュール・ビアンキがニコ・ヒュルケンベルグのマシンをドライブ。ケータハムはギド・バン・デル・ガルデ、HRTもダニ・クロスが最初のステアリングを握った。
セッションは序盤からグリップ不足によるコースオフの連続で土煙を上げるシーンが何度も見られたが、セッション全体では大きなトラブルもなく、各車とも今回ハード側となるソフトタイヤで20周前後を周回。この韓国に大量のアップデートパーツを持ち込んでいるロータスは、キミ・ライコネンのマシンにコアンダエキゾーストを採用し、ノーマル仕様のもう一台と比較テストを行うなど、多くのチームが空力やセットアップ評価などさまざまなプログラムに取り組んだ。
そのなか、早くから好タイムを並べたのがフェラーリ勢だ。7月のドイツGP以降、勝利から遠ざかっている2台の跳ね馬は、前戦リタイアでノーポイントに終わったフェルナンド・アロンソが真っ先に1分39秒台に突入すると、鈴鹿で2年ぶりに表彰台を獲得したフェリペ・マッサも同じく39秒台をマークするなど、ライバルに対し積極的な走りを見せた。
しかし、セッションのトップタイムは終盤にアロンソをコンマ3秒上回ったマクラーレンのハミルトンが奪い、3番手にはレッドブルのマーク・ウエーバーとライバル勢もキッチリとタイムをマーク。4番手マッサに続き、4ポイント差でランキング首位のアロンソを追うセバスチャン・ベッテルも5番手につけた。
鈴鹿の再現が期待されるザウバーの可夢偉は今回も特別デザインのヘルメットでマシンに乗り込むと19周を重ねて14番手タイムをマーク。セルジオ・ペレスは15番手。ロータス勢はロメイン・グロージャンが8番手、キミ・ライコネンは11番手につけた。
