フェラーリのフェルナンド・アロンソは、今年、かつてのライバル、ミハエル・シューマッハーと再びコース上で戦えるのを楽しみにしている。
アロンソは、2005年と2006年、シューマッハーと激しいタイトル争いを演じた末に、チャンピオンになった。今年41歳のシューマッハーは昨年のチャンピオンチームを引き継いだメルセデスGPでF1に復帰、アロンソは競争力の劣るルノーのマシンで苦しんだ後に、今年はフェラーリに移籍、再びトップを狙おうとしている。
アロンソは、史上最も成功を収めたドライバーであるシューマッハーの復帰を歓迎し、今シーズンの戦いがより一層楽しくなると述べている。
「ビッグネームとバトルをするのは本当に楽しい」というアロンソの発言をデイリー・ミラー紙が伝えている。
「ミハエルとまたレースができるなんて、ものすごく素晴らしいことだよ。たとえば優勝したときも、他のドライバーよりもミハエルと戦って勝つ方がいい気分になる」
アロンソはまた、新たに加入したフェラーリにはすでになじんでいると述べるとともに、母国スペインのためにも今年は活躍したいと語った。
「チームのスピリットは格別にいい。大きなチームの一部であり、伝説のチームの一員であると感じ、素晴らしい気分になる。人生をエンジョイしているよ。チームは僕に対してとてもフレンドリーで、あっという間になじむことができた」
「今年はサッカーにおいてもF1においても、スペインにとって最高の年になりそうだ。今スペインではいろんなスポーツがすごく強い。今年はF1でもスペイン人ドライバーが活躍できると嬉しいね」