地元イギリスでのグランプリを前に、ジェンソン・バトンは、昔からよく知るシルバーストンサーキットが来年はF1のカレンダーから消えてしまうことが残念だと語った。
木曜の記者会見で、イギリスGPを開催するのが今年最後となるシルバーストンについて、バトンはこう語った。
「素晴らしいレースだよ。僕らふたりともそうだと思うけど、シングルシーターをドライブすることを学んでいたころ、ここに来るのはとても楽しかった。ホームグランプリだから、すごく特別なんだ。それにイギリスのファンは素晴らしい。イギリスには、モータースポーツのファン、F1のファンが大勢いる。去年はチケットが売り切れたけど、今年もそうなんじゃないかな。不況だから、チケットが売り切れるようなサーキットはそう多くはない。今週末はファンに素晴らしいショーを見せたいと思っている」
「このサーキットが大好きなんだ。スパや鈴鹿みたいに、高速の流れるようなコースで、本当に最高だよ。本当の意味で素晴らしいサーキットのひとつだ。過去数10年にわたってそのポジションは変わっていない。来年はカレンダーからなくなってしまうのが残念だよ。大勢のドライバーたち、大勢のファンが、僕と同意見だと思う。イギリスGPは僕らにとってとても大きな意味を持っているので、来年もこのグランプリを迎えることができることを願っている」
