ロータスは、3回のシーズン前テストのうち最初の1回を欠席することを決めたが、新加入するパストール・マルドナドは問題なくチームとマシンになじめると、チーム代表エリック・ブーリエが語った。
2014年F1に参戦する11チームのうち、1月28日にスタートするヘレステストで走行しないと発表したのは、今のところロータスのみとなっている。
マルドナドは3年間をウイリアムズで過ごした後、2014年にロマン・グロージャンのチームメイトとしてロータスに加わることが決定した。
「彼はうまく対応できるはずだ。すでにF1で3年の経験を持っているのだから」とブーリエは語る。
「ウイリアムズの2014年のマシンに乗り込むのと我々のマシンに乗り込むのとは、彼にとってほぼ同じ手順になる」
「エンジニアなどチームのスタッフとうまくコミュニケーションをとれるようになるのに多少時間がかかるかもしれない」
「だが、走行日を2日間失っても何も変わらないと私は思う」
マルドナドはすでにロータスのファクトリーを訪れ、シミュレーターを試したという。
ブーリエは、マルドナドは速さをうまく結果に結びつけることができると確信している。
「私は昔から彼を知っている。(2005年に)ワールド・シリーズbyルノーで(DAMSで)彼を走らせていたからだ」とブーリエ。
「彼はすでにここに来てシート合わせをし、シミュレーターに乗った」
「彼の人間としての面に皆が満足している。ドライバーの面でどうなのかはこれから分かる」
「だが彼はジュニアカテゴリーで何度もモナコを制しており、スペインGPで実力で優勝を勝ち取った」
「しっかりした心構えで臨めれば、彼は非常に速い。非常に優れた仕事ができるはずだよ」