ドニントンパークの管理者ドニントン・ベンチャーズ・レジャーLtdのチーフエグゼクティブ、サイモン・ジレットは、イギリスGPの開催契約を当初の10年から17年に延長したと述べた。
来年からの10年間におよぶイギリスGPの開催契約を結んだDVLLだが、資金、ライセンス、訴訟などさまざまな問題に見舞われ、来季開催が危ぶまれていた。しかし、再開発計画が承認され、サーキット所有者とのトラブルも示談が成立したとのことで、フォーミュラワン・マネージメント(FOM)のチーフエグゼクティブ、バーニー・エクレストンが開催契約を2027年までの17年に延長することに同意したと、ジレットは語っている。
「バーニー・エクレストンは、7年間の契約延長に合意してくれた。したがって、我々は2010年から17年にわたって開催することになる」とジレットは、BBCに対してコメントしている。
「バーニーから素晴らしい承認を得た。彼はドニントンを信頼しており、長期的な関係を築きたいと言っている」
「我々はエンジニアリングプロセスをチェックし、コストを算出した。経済危機の影響で、建設費用は下がっている。それに伴い、(再開発のコストが下がり)約8,000万ポンドとなった」
