元F1ドライバーで現在BBCのF1解説者を務めるマーティン・ブランドルが、中国GPでルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがピットレーンで並走し、接触した行為はグリッド降格ペナルティの対象であると主張した。ブランドルはウイナーのジェンソン・バトンにもペナルティが与えられるべきだったと述べている。

 ハミルトンとベッテルはレース中に審議対象であることが発表され、後に戒告処分が下され、実質的なペナルティは与えられなかった。これに関し、ブランドルは怒りを表している。F1は今年から“経験ある元F1ドライバーたち”が各グランプリのF1スチュワードグループに加わっており、処分が甘くなったとブランドルは考えている。

「過去数年には非常に厳しい、そして時には不可解なペナルティも下されてきた。しかし今は完全に傾向が変わったようだ」とブランドルはBBCのコラムに記している。
「ハミルトンがベッテルのマシンにあやうくヒットしかけていたが、マクラーレンに危険なリリースをした責任があるとは思わない。しかしそのドライバーがピットレーンを走る際の行為は極めて危険なものだった。ハミルトンが譲るべきところであったのは確かだが、ベッテルは、ホイールガンやメカニックたちがいる方向にハミルトンを押した。ふたりは戒告を受けたが、それに何の意味がある? その戒告の効果はいつまで続き、本当のペナルティが下されるまで何回同じことを繰り返すことが許されるのだ?」
「私がこの週末のドライバースチュワードでなくて、彼らはラッキーだった。私なら彼らふたりに対し、バルセロナでの次戦でグリッド降格のペナルティを下すよう、強く主張しただろうからね。今回の決定は非常に危険な前例となってしまった」

 ブランドルは、ハミルトンとベッテル、またフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのピットレーン入口でのバトルは、現在の規則では問題ないとしている。しかし一方で、バトンには戒告を与えるべきだったと主張している。
「バトンはセーフティカーの後のリスタートで、他のマシンを先導中に、不合理なスローダウンをした。これにはドライブスルーとはいわないまでも、戒告を与えるよう私なら主張しただろう。セーフティカーがピットレーンに入る際に不合理なスローダウンをしたということを証明できない限りは、彼の行為は明らかに規則違反だ」
「私がスチュワードを務めていたら、昔所属していたマクラーレンチームにとって好ましいスチュワードではなかっただろうね。しかしこの仕事は人気コンテストではない。誰でもいい、レフェリーに聞いてみるといい」

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