“シンガポール・ゲート”に関してルノーF1の元マネージングディレクター、フラビオ・ブリアトーレに科せられた処罰はあまりにも厳しいとの意見が出ている。バーニー・エクレストンとマックス・モズレーは、彼に控訴するよう助言している。

　ブリアトーレは、FIA関連イベントへの関与、ドライバーマネージメント活動などを無期限で禁止された。エクレストンとフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、この処罰は厳しすぎると述べている。FIA会長であるモズレーは、ブリアトーレに電話をし、彼はこの処罰に対して控訴する権利があると述べたと言われている。

「フラビオは間違ったことをした。それは疑問の余地がない」というエクレストンの発言がデイリー・メイルに掲載されている。
「だがもし私がフラビオなら、禁止処分に対して控訴をするだろう。FIA控訴裁判所に行き、（禁止処分を）覆すだろう。ドライバーのマネージャーを務めることを禁じるという件に関しては、見直されるべきだ」
「フラビオへの処罰はあまりに厳しい。私としてはそれが必要だとは思わないが、私も委員会の一員だったのだから、私にも他の人間同様責任がある。私の考えでは1年間の禁止で十分だ。このスポーツには個性的なキャラクターが必要だ。フラブはそういう人物だった。いまや我々はロン・デニスもフラブも失った。非常に残念だ」