マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、セルジオ・ペレスはもっと向上しなければならないと語った。
ペレスは中国GPで金曜に何度かコースオフを喫し、決勝は12番グリッドから11位でフィニッシュ、入賞を果たせなかった。チームメイトのジェンソン・バトンは8番グリッドからスタートし5位を獲得している。
「セルジオは今週末のパフォーマンスに満足していない。彼は今週末、苦労した」とウィットマーシュ。
「我々は彼にいいクルマを提供できていない。チームメイトのジェンソンは今のクルマで見事な仕事をしており、セルジオはそのジェンソンと同じチームで走らなければならない」
「我々チーム全員がとてつもない才能を持った若いドライバーをサポートしていく」
「今のタイヤはとてももろく、我々のクルマにはまだ十分な力はない。そのため難しいレースになった。だが彼は自分に満足してはいないし、するべきではない」
「彼は非常に若くしてビッグチームに加入し、たくさんの期待をかけられている。そして素晴らしい仕事をするドライバーがチームメイトだ」
「プレッシャーがかかっており、今回は彼にとって今季ベストの週末と評価されるような週末にはならなかった」
ペレスは中国GP決勝での防御のアクションについて、キミ・ライコネンやルイス・ハミルトンから批判されたが、ウィットマーシュはペレスにはむしろもっとアグレッシブな走りをしてほしいと語った。
「彼は今まで非常に行儀がよかった。もう少し強く出る必要がある」とウィットマーシュ。
「彼はこれまでは寛容に他車を前に出していたが、中国では少し強硬だった」