バーニー・エクレストンは、今月末世界モータースポーツ評議会で、オーストラリアGPのスチュワードに偽証を行ったという罪状に対して答弁することを求められたマクラーレンに、出場停止という重い罰則が下される可能性もあると語った。

 セーフティカー出動時にヤルノ・トゥルーリがルイス・ハミルトンをオーバーテイクした件に関し、ハミルトンとスポーティングディレクターのデイブ・ライアンは虚偽の証言を行い、その結果トゥルーリは降格処分を受けた。後に偽証が明るみに出たことで、ハミルトンはリザルト除外の処分を受け、チームの指示でやったことであると説明すると共に謝罪を行った。
 WMSCが取りうる処罰はさまざまなものが考えられるが、エクレストンは、出場停止というペナルティが科せられることは現実的にありうると認めた。マクラーレンはわずか2年前にスパイ事件によってコンストラクターズ選手権からの除外という厳罰に処せられたばかりだからだ。

「何が起こったのかをもっと詳しく調査する必要がある」とエクレストンはデイリー・エクスプレスに対してコメントしている。
「1ポイントを奪い、順位をひとつ上げたわけだが、これは金の問題につながるので、つまり基本的に詐欺行為ということになる。そこまで意識的に結果を考えてやり始めたわけではないとは思うがね」
「容疑が固まった場合、さまざまな選択肢がある。どこのチームであれ、出場停止になったら、ひどい事態だとは思うが、それもありうる。
「割合最近にも、マクラーレンは評議会に出頭した。同じようなことでまた裁かれる立場になるというのは、決していいことではない」

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