ジェンソン・バトンは、マクラーレンの新車MP4-26は、シーズン序盤はライバルたちから後れをとるかもしれないと述べた。
革新的なデザインのMP4-26は、2回目の合同テストでデビューした後、信頼性のトラブルにしばしば見舞われている。
Motorsport.comは、イタリアのAutosprintの報道として、バトンが以下のようにコメントしたと伝えた。
「予定していた周回数をこなしていないのは確かだ」
「新車を開発する際には長距離を走破しなければならないのに」
「このマシンには大きなポテンシャルがある。でも開発作業が遅れれば、選手権の序盤戦は(トップに)差をつけられるかもしれない」
Autosprintは、前回のバルセロナテストでは、レッドブルと比較してMP4-26のハンドリングがナーバスであるのは明らかだったとした上で、次のように記している。
「バルセロナはエアロバランスがものをいうサーキットだ。しかしマクラーレンが努力を傾けなければならないのはこの分野だけではないだろう」
来週、再びバルセロナで最後の合同テストが行われる。
「すべてをうまくまとめるためには重要なテストになる」とバトン。
「でもチーム間の序列を正確に予想するのはかなり難しい。レッドブルはフェラーリより0.6秒速いといううわさを聞いたし、フェラーリはレースペースでは他のチームより1秒速いといううわさも聞いた」
「全体的な力関係を見るには、開幕戦まで待つほかなさそうだね」