F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、少なくとも今シーズンはメルセデスAMGがF1を支配することになると予想している。
2014年からドライバーズ選手権を連覇し、アイルトン・セナやニキ・ラウダに並ぶ3度目のタイトルを獲得したハミルトンは、この2シーズンで21勝(38戦中)と全レースのうち、半分以上を勝利する圧倒的な強さをみせている。
ハミルトンは、2016年もメルセデスAMGの優位が続くと確信している。
「少なくとも、もう1年は我々の持っている強さが発揮されるだろう」とハミルトン。
「もちろん分からない要素もある。クルマも変わっていくかもしれないしね。それで沈む事があるかもしれない」
「でも、このチームには非常に強い基盤があり、崩れることはないだろう」
「実際そうならないと強く確信している」
ハミルトンは、2016年に彼自身の引き出しをさらに増やしていけると信じている。
「常にパフォーマンスを最高潮の状態に保たなければいけないとは思わない。実際に沈む時もある。昨年は1年を通して最高潮の状態を維持したけど、最後の3戦はそこそこだった」
「まだわりとうまく走れたし、ミスもなかった。でも100パーセントではなかった。それを次のシーズンに改善していけるのは良いことだ」
「僕は人生だけではなく、アスリートとしても、年々成長していきたいと思っている。昨年学んだことを、この冬で生かしていけるようにしたい」
「体力的にも精神的にも苦しかったけど、それらを調整して2016年はもっと強くなるはずだ」
「僕はまだ比較的若いし、今は僕が登ろうとしている山に集中するだけ。不利な面は感じていないし、進み続けていくだけだ」
