フェラーリのボス、マウリツィオ・アリバベーネは、オーストリアGPでセバスチャン・ベッテルの3位表彰台をふいにした“愚かな”ホイールナットの問題を2度と繰り返してはならないと語った。

 71周のレース序盤、3番手を走行していたベッテルは、36周目のピットストップで右リヤタイヤの交換の際にホイールナットに問題が発生し、10秒以上をロスした。
 その結果、彼は2周前にタイヤ交換を終えていたウイリアムズのフェリペ・マッサにポジションを奪われ、最後に追い上げたものの、4位でレースをフィニッシュすることとなった。

 レース後、アリバベーネは、ベッテルのドライブを賞賛するとともに、右リヤタイヤの作業を担当したメカニックを擁護している。

「我々はホイールナットの問題を抱えていた。これは今回が初めてではないので、2度と繰り返さないことを確実にしなければならない」
「メカニックの問題ではない。それは我々の問題であり、修正する必要がある」

 フェラーリは、前戦カナダGPでも3番手を走行していたキミ・ライコネンがスピンを喫し、ウイリアムズに3位の座を奪われている。

「我々は、またしても表彰台をふいにした愚かな問題を克服し、できるだけ早く修正しなければならない」
「初めてではないからね、私としては容認できるものではない」

 それでも、3位を逃した当のベッテルは、トラブルに迅速に対処したメカニックの仕事ぶりを讃えている。

「もちろん3位のトロフィーを持ち帰れれば嬉しかったけれど、来年また同じ目標を持って戻ってこよう」
「クルーは素晴らしい仕事をしてくれた。なんとか解決してホイールを固定してくれたよ」
「こういう時には少しパニックになりがちだけど、なんとかクルマの中で冷静でいようとした」

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