マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、新車MP4-26にはまだ隠された大きな秘密があると述べ、さらに革新的なアイデアを採用する予定であることを明かした。
4日、チームは新車発表会を行い、U字型サイドポッドなどユニークな特徴を持つMP4-26を披露した。しかし展示したマシンは、エキゾーストなどはフェイクのプラスティックだったということだ。
ウィットマーシュは、開幕までにさらにマシンはアグレッシブに開発されると述べた。
「申し上げておくが、これがすべてではない」とウィットマーシュは記者会見で語った。
「今日はいくつか興味深いものをご覧いただいたと思うが、あなた方とライバルたちに隠しているものがまだいくつかある」
「F1では絶えず開発が行われる。我々は来週テストを開始するが、それまでにマシンは微妙に変化する。いくつか素晴らしいイノベーションがある。ディフューザー周りなど、レギュレーションがいくら厳しくなろうと、それによって創造力が駆り立てられる」
「彼らは素晴らしいアイデアを持っている。興味深く、チャレンジングで、いくらかリスクはある。しかしこの世界では、革新的でなければコンペティティブにはなれないのだ」
「当然、あなた方にもライバルたちにも、今日はすべて手の内を明かしたりはしなかった。それでも十分興味深いものが見られたと思う。美しくパッケージングされたマシンだ。あふれるほどの興奮を感じる。最高のマシンだ」