フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は「F1のマニュファクチャラーとしてライバルチームに提供するパワーユニットを開発する準備はあるが、商業権を持つバーニー・エクレストンの組織が出資するべきだ」と考えている。

 マニュファクチャラーは今週の金曜(1月15日)までに、FIAにパワーユニットの問題に対処するための対策案を提出することになっており、特に供給価格が焦点となる。独立系チームの経済的負担を軽減するため、よりコスト効率の良い代替案を決定する予定だ。フェラーリ会長のマルキオンネは「代替案に反対はしないし、マニュファクチャラーの役割についてもオープンな姿勢を取るが、それはFOMが予算を負担することが条件である」と発言している。

「君がメルセデスに出向いて『これだけの金額で、F1のルールに適合する、現在のパワーユニットとは別のものを並行して開発するためにエンジニアを何人か差し出してください』と言ったとする。それだったら言いだしたFOMが、その金額を負担すべきだ。フェラーリは、パワーユニット開発プロジェクトに参加することはできる。技術を共有することも考えているが、そうするのが我々だけというわけにはいかない。開発への貢献はパワーユニットを持つ他チームとも共有されるべきだ」

 マニュファクチャラーはカスタマーエンジンのコスト削減を迫られているが、新形態のエンジンを開発するための費用を負担させ、さらには当初のビジネスモデルを考慮せずに安価な供給金額を押しつけることは「不適切」だとマルキオンネは言う。

「フェラーリはF1に相当な額をつぎ込んでおり、我々のブランドと、F1以外の商業活動の発展に多大な影響を与えている。メルセデスにとっても大きな金額だ。唯一の勝者はバーニーだけのように見える。商業権を管理する側は、責任を追うべきだ。我々にも責任はあるが、彼らとは異なる責任だ」

「レギュレーションを変更し、フェラーリとメルセデスに責任を着せることは、まったく不適切だ」と、エクレストンのやりかたに不快感を示している。

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