マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケルが、F1において大きな規則変更が行われることで、2014年は予測できないシーズンになるだろうと予想している。

 来季F1には1.6リッターV6ターボエンジンが導入される。各チームは新たなチャレンジに立ち向かうことになり、優れたパフォーマンスを発揮できるようになるまでには時間がかかり、その結果、序盤は今の段階では考えられないようなレース結果が出ることになるだろうと、マイケルは語った。

「100パーセントすべてをうまくやれる可能性は非常に低い」とマイケルはボーダフォンのインタビューイベントにおいて述べている。
「マシンのすべてのエリアをうまく決められることはないだろう」
「混乱が生じるかって? 恐らくそうなるだろう。今の段階なら起こらないような結果が出るはずだ」

 大規模な規則変更により、序盤はマシンの信頼性が下がりトラブルが発生するとマイケルは予想している。

「大きな規則変更が導入される際、(マシンデザインに関して)技術体制の反応には多少遅れが出るものだ」
「それにうまく対処しなければならないし、できるだけ早く信頼性をこれまでのレベルまで高めなければならない」
「秘訣などない。自分たちの状況を分析し信頼性を確立するには時間がかかる」
「結局のところ、(最初のころは)今のマシンが発揮しているのと同じレベルの信頼性を発揮することはできないだろう」

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