マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表は、F1インドGP決勝で再び接触事故を起こしたルイス・ハミルトンとフェリペ・マッサについて、チーム内のプレッシャーも彼らのアグレッシブなドライビングの要因になっているとの考えを示した。
インドGP決勝で接触劇を演じたハミルトンとマッサは、今回を合わせると今シーズンで6回目のコンタクトとなった。
「その件ならフェラーリと話をしたよ。だが、私としては、彼らが歩み寄らなければ意味がないと思っている」とウィットマーシュ。
「我々が、ふたりをガレージの前で握手させるよう手配すれば、皆は写真を撮り、笑いもするだろうが、今はそんな時ではない。この問題は彼ら同士が解決しなければならない」
「私は、ふたりがある程度はお互いのことを尊重し合っていると理解している。ただ今年は、ふたりが一緒に起こすことが多いんだ」
さらにウィットマーシュは、チーム内での立場もハミルトンとマッサのふたりに影響を与えていると語った。
「私は、フェリペがチーム内で強いプレッシャーにさらされており、それが彼の反応に繋がっていると思っている」
「実際、今はルイスもジェンソン(・バトン)の素晴らしいパフォーンスによってプレッシャーを感じているんだ」