Press Information アウディ ジャパン株式会社 広報部

モータースポーツ No.11/ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)
アウディのDTM通算50回目の優勝をティモ・シャイダーが獲得

【第5戦:オッシャースレーベン(ドイツ)】
・アウディ、オッシャースレーベン戦で1-2-3フィニッシュ
・ティモ・シャイダーが昨年に引き続き優勝
・マティアス・エクストロームがポイントランキングでゲイリー・パフェットに並ぶトップタイに

オッシャースレーベンで行われたDTM第5戦において、昨年のチャンピオン・ティモ・シャイダーが集った6万4000人(週末合計)の観衆の前でアウディに記念すべきDTMレース通算50回目の優勝をもたらし、アウディの100周年に華を添えました。同時にマティアス・エクストロームが2位に、マルティン・トムツィクが3位になり、アウディは1-2-3フィニッシュを飾りました。

土曜日に行われた予選と同様に、アウディスポーツ チームアプト スポーツラインの4台のアウディA4 DTMがレースでも圧倒的な優勢を誇りました。アウディはメルセデスの中で最速のマシンに対し、50周のレースが終了した時点でおよそ17秒もの差をつけました。

「前回のザントフールトではDTMでの通算50回目のポールポジションを獲得した我々が、今回は通算50回目の優勝を手にすることが出来た。アウディブランド100周年の今年に、これらの偉業を成し遂げることができたことが嬉しい。ティモ・シャイダー、マティアス・エクストローム、マルティン・トムツィクとチームメンバー全員は今日、掛け値なしに非の打ち所がない仕事をこなし、他を圧倒するレース運びを実現した。彼らのパフォーマンスを誇りに思う。また、ドライブスルーペナルティ後の見事なリカバリーを見せたトム・クリステンセンのドライビングも見事だった」と、アウディモータースポーツの責任者ヴォルフガング・ウルリッヒはコメントしています。

ティモ・シャイダーは完璧なスタートによってポールポジションのトム・クリステンセンを抜いて1コーナーにトップで進入してからは、DTMで4度目の優勝に向けて安定した走りを続けました。2回の義務ピットストップにより一時的にポジションを譲った以外はトップの位置を守り続けました。「今日の完璧なピットストップを成し遂げたチームとマシンには、本当に感謝している。スタートの直後からレースをコントロールすることが出来ていた。前回のザントフールトが無得点に終わってポイントリーダーの座を失ったことは痛恨の思いだったが、再びタイトル争いに復帰することが出来た」と、今シーズン初の優勝を手にしたティモ・シャイダーはコメントしています。

マティアス・エクストロームは4番手スタートから2位に浮上しました。彼は、2周目にチームメイトのマルティン・トムツィクが小さなミスを犯したことに続いてトム・クリステンセンがドライブスルーペナルティを喫したことをチャンスに、ポジションを上げました。トム・クリステンセンのマシンは、スターティンググリッド上で規定の位置に正しく停まっていなかったとされてしまったのです。

2位でゴールしたことで、マティアス・エクストロームは年間ポイントランキングでゲイリー・パフェットに並ぶトップタイになりました。彼らはシーズン半ばで共に28ポイントを獲得しています。ティモ・シャイダーは、わずか1ポイント差で3位にランキングされています。

マルティン・トムツィクは3位でフィニッシュし、今年最高の成績となる表彰台を獲得しました。トム・クリステンセンはグリッドで災難によって一度は17番手となったものの、その後の猛追で8位に上昇。クリステンセンは、最終ラップでノリスリンクの優勝者ジェイミー・グリーンを抜き去り、彼をポイント圏外に押しやりました。その結果、4台の現行アウディA4 DTMすべてがオッシャースレーベンでポイントを獲得しました。

昨年モデルで参戦しているドライバー達にとって、今回のレースは期待通りでない展開となってしまいました。オリバー・ジャービスは、レース終了わずか3周前にパンクに見舞われたおかげで、ほぼ手中に収めると思われた2ポイントを獲得出来ませんでした。マルクス・ヴィンケルホックも、パンクによる不運に見舞われてしまいました。マイク・ロッケンフェラーはアレクサンドレ・プレマと衝突してプレマをグラベルトラップに押し出し、プレマが3ラップ遅れとなってしまったためにロッケンフェラーは30秒のペナルティを受けました。キャサリン・レッゲはコースアウトによってレースを終わらせています。

【DTM第5戦 オッシャースレーベンの結果】
1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 48ラップ 1時間08分39.064秒
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) +5.417秒
3. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) +9.603秒
4. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) +16.868秒
5. ゲイリー・パフェット (メルセデス) +17.338秒

【DTM 第5戦までのドライバーズポイント】
1. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 28ポイント
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 28ポイント
3. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 27ポイント
4. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 23ポイント
5. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) 19ポイント

本日のレースクイーン

風間そらかざまそら
2025年 / スーパーGT
アクアテック アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円