NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第22戦 Mountain Dew 250 fueled by Fred's
開催日:10月31日
“トヨタ タンドラ”がトップ5独占!
トヨタ、4年連続のマニュファクチャラータイトルを確定
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第22戦「Mountain Dew 250 fueled by Fred's」が10月31日(土)にタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。ここタラデガは、2007年、2008年共にトッド・ボダインが勝利を挙げ、得意とするコース。また、ボダインは2008年と2009年のデイトナでも勝利を挙げており、タラデガでの3連勝、スーパースピードウェイでの5連勝なるかに注目が集まった。
30日(金)午後4時10分から予選が行われ、テリー・クックが最前列2番手グリッドを確保。元F1ドライバーのマックス・パピスが自己最高グリッドとなる3番手、アリック・アルミローラが5番手、ボダイン6番手、8番手以降にテイラー・マルサム、ステイシー・コンプトン、カイル・ブッシュ、マイク・スキナーと続き、12台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。
31日(土)降雨の影響で予定よりもやや遅れ、午後3時50分から2.66マイルオーバルを 94周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタートした。
各車順当なスタートを切ったが、7周目にこの日最初のイエローコーションが出されると、多くの車両がピットイン。ここで、トップ10圏内に付けていたKy.ブッシュとクックがボンネットを開けての調整を行い、大きくタイムロス。それぞれ32、33位へ後退してしまった。
序盤戦はアルミローラとボダインが、ポールポジションから首位を行くコリン・ブラウン(フォード)を追う展開。後方では、大きく順位を落としたKy.ブッシュが鬼神の追い上げを見せ、やはりポジションを上げてきたスキナーと2台が連なって一気にポジションアップ。 30周目にはトップ5までポジションを上げ、アルミローラとボダインに続いた。
39周目にこの日3度目のイエローコーションが出されると、各車ピットイン。ここでボダインが痛恨のスピン。再度のタイヤ交換を余儀なくされ、18位まで後退。
再スタート時は、ピット戦略の当たったブライアン・スコットが2位。これにKy.ブッシュ、スキナーが続いた。しかし、スコットは残り32周での最後のピットストップ時に、ピットレーンでのスピード違反を犯し、無念の後退。
この最後のピットを終えた時点で、後方から素晴らしい追い上げを見せたボダインが首位に立ち、スター、スキナー、Ky.ブッシュ、アルミローラと“トヨタ タンドラ”がトップ5を独占して終盤戦に突入した。
ボダインを先頭としたまま、1列縦隊での走行が続いたが、残り7周の時点でKy.ブッシュがアタック開始。チームメイトのアルミローラを従え、アウトサイドにラインを変更。見事にボダインを捕らえ、Ky.ブッシュが首位に立った。
90周目、ボダインとスキナーがアウト側へとラインを変更、このとき、スキナーが後ろから接触され、スピン。後続の11台が巻き込まれる大クラッシュとなった。
レースは4周延長、最後の2周“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることとなり、Ky.ブッシュ、アルミローラ、ボダインの順で再スタート。再スタートしてまもなくアウトにラインを変えたボダインは、再び首位に浮上。インサイドを走るKy.ブッシュの前のポジションに入り、そのままチェッカーかと思われた。
しかし、ファイナルラップの最終コーナーからの立ち上がりで、Ky.ブッシュとアルミローラがボダインのアウトへとラインを変え、一気にボダインをパス。チェッカーを目前にしての逆転劇で、Ky.ブッシュが今季6勝目を挙げた。チームメイトのアルミローラが2位。ボダインは3位となった。4位にクック、5位スターと続き、“トヨタ タンドラ”はトップ5を独占する圧倒的な強さでタラデガを制した。
今大会の結果、トヨタは3戦を残して、4年連続となるトラック・シリーズでのマニュファクチャラータイトルを確定した。
次戦第23戦は11月6日(金)に テキサス・モーター・スピードウェイで開催される。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「信じられない気分だ。今日は全てアリック・アルミローラのおかげだ。彼は最後のピットストップからチェッカーまで、私をフォローしてくれた。私は彼に、我々2人が組めば、誰も我々を敗ることはできないと言った。我々の“トヨタ タンドラ”は絶好調だった。チームクルーの驚くべき仕事ぶりによって、工場から持ち込んだ時から、望み通りの速さで走ることができた。トヨタが今年もマニュファクチャラータイトルを獲得できたというのも素晴らしいことだ。スポンサー、そしてファンにも感謝している。非常に楽しい一日だった」
