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投稿日: 2009.05.18 00:00
更新日: 2018.02.23 10:31

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第6戦追い上げたカイル・ブッシュが2位フィニッシュ


NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第6戦 North Carolina Education Lottery 200
開催日:5月15日

追い上げたカイル・ブッシュが2位フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第6戦「North Carolina Education Lottery 200」が5月15日(金)、ローズ・モーター・スピードウェイで開催された。

 決勝に先立って午後3時半から予定されていた予選は降雨のためにキャンセル。規定に則りオーナーポイント順でグリッドが決定された。その結果、カイル・ブッシュがポールポジションを獲得。マイク・スキナーが2番手、トッド・ボダインが4番手となり、12台の“トヨタ タンドラ”が決勝に進んだ。

 オールスター戦の予選が終了した午後8時、1.5マイルオーバルを134周(200マイル:約320km)する決勝レースがスタート。
 2番手グリッドのスキナーがスタートから首位を奪取。序盤アンダーステアに苦しんだKy.ブッシュが後を追う展開となった。27周目に出された最初のコーションで、上位勢が一斉にピットイン。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、1回のピットで給油とタイヤ交換作業を同時に行うことが許されていないため、Ky.ブッシュは最初にタイヤ4本を交換し、翌周に給油のために再度ピットイン。しかし、ピット作業の際に規定より多い人数のクルーがピットウォールを越えていたとしてペナルティを科され、トップと同一周回最後尾へ後退。
 そのイエローからの再スタート直後、7位を走行していたスキナーが他車と接触しスピン。これに後続車両が突っ込み、スキナーの“トヨタ タンドラ”は横転しながらフェンスに激突する大クラッシュとなった。幸いにもスキナーに怪我はなかったが、ここでレースを終えることとなってしまった。
 このアクシデントを避けるために内側の芝生へ逃げたKy.ブッシュは、フロントスポイラーとフェンダーに軽いダメージを負ったが、ピットで修復し、16位で40周目の再スタート。そこから怒濤の追い上げを見せたKy.ブッシュは、51周目には4位までポジションをアップ。
 更にポジションを上げたKy.ブッシュは、87周目に首位のコリン・ブラウン(フォード)をアウトからパスしようとしたが、周回遅れにふさがれ、ブラウンと接触。スピンしたブラウンは周回遅れのブライアン・スコットと接触し、クラッシュ。Ky.ブッシュはスピンを免れたものの、このドライビングに対して再びペナルティが科され、11位まで後退を余儀なくされてしまった。
 このイエローで首位に立ったのは4番手スタートのボダイン。しかし、ボダインも97周目、3ワイドでのバトル中にスピンを喫し、クラッシュ。
 終盤はイエローコーションの出ない展開となり、周回遅れをかわしながらKy.ブッシュは、懸命な追い上げを見せたが、首位のロン・ホーナディ(シボレー)には届かず、2位でチェッカーを受けた。
 テリー・クックが5位、デイビッド・スター、テイラー・マルサム、ステイシー・コンプトンが7位、8位、9位に入り、5台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第7戦は5月29日(金)に米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「非常にがっかりしている。最初のピットストップで何が起こったのかはわからない。何故規定以上のピットクルーがウォールを越えていたのか、コミュニケーションのミスなのか、別の理由なのかも知れない。中盤の接触は私のミスだ。しかし、それ以上に、33号車(優勝したロン・ホーナディ)のシボレーに追いつけなかったことにがっかりしている。彼らと戦うために、我々にはやらなくてはならないことがたくさんある」


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