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投稿日: 2009.08.17 00:00
更新日: 2018.02.23 10:44

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR NATIONWIDE SERIES第23戦 ヴィッカーズとブッシュが惜しくも2-3位


NASCAR NATIONWIDE SERIES
第23戦 Carfax 250
開催日:8月15日

レースを支配したブライアン・ヴィッカーズと
カイル・ブッシュが惜しくも2−3位フィニッシュ

 8月15日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第23戦「Carfax 250」がミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催された。

 14日(金)に2度にわたって練習走行が行われ、15日(土)決勝を前に10時35分から予選が開始された。

 前日のスプリント・カップ・シリーズ予選でポールポジションを獲得したブライアン・ヴィッカーズが、ネイションワイド・シリーズでもポールポジションを獲得。トレバー・バインが2番手、カイル・ブッシュが3番手。ブラッド・コールマンが5番手、デニー・ハムリンが8番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へ進んだ。

 午後3時49分、2マイルオーバルを125周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。

 ポールポジションのヴィッカーズが好スタートを切り、首位を堅持。2番手グリッドのバインが出遅れ、3番手グリッドのKy.ブッシュが2位で続いた。

 14周目にKy.ブッシュが首位に立つが、その後すぐにヴィッカーズが首位の座を奪い返し、後続との差を拡げていった。

 8番手スタートのハムリンも序盤から上位へポジションを上げ、首位を逃げるヴィッカーズの後方で、Ky.ブッシュとハムリンの激しい上位争いが展開された。

 しかし、ハムリンは46周目に2度目のイエローコーションが出されたとき、トラブルに見舞われスローダウン。そのままガレージへと向かい、戦線離脱となってしまった。

 レースはその後もヴィッカーズとKy.ブッシュが順位を入れ替えながら激しい首位争いを展開。そのバトルはチェッカー直前まで続いた。

 最終ラップ、タイヤが厳しくなり、コーナーでバランスを崩しかけたヴィッカーズを、インからパスしようとしたKy.ブッシュだったが、ヴィッカーズはインへとラインを変え、これをブロック。Ky.ブッシュは行き場を失い、コース内側のホワイトラインをまたぐ形でペースダウンを強いられることとなった。このバトルの隙を突かれ、3位につけていたブラッド・ケセロウスキー(シボレー)がチェッカーを目前にしてアウトから2台をパス。

 ヴィッカーズは最後まで追い上げたが届かず、無念の2位フィニッシュ。Ky.ブッシュは3位となった。

 この結果、Ky.ブッシュの連続トップ2フィニッシュ記録は10でストップすることとなったが、ランキングでは、2位につけるカール・エドワーズがクラッシュにより40位に終わったため、Ky.ブッシュは大きくリードを拡げることとなった。また、Ky.ブッシュは今大会でもリードラップを獲得したため、20戦連続リードラップ獲得のシリーズ新記録を更新した。

 次戦第24戦は8月21日(金)にブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー ブライアン・ヴィッカーズ:
「我々の“トヨタ カムリ”は良い仕上がりだった。ロングランで特に良かったが、ショートランではオーバーステア症状が強く、18号車(カイル・ブッシュ)の方が良い状態だった。今日はずっと良い走りが出来、最後もただ勝つために激しく戦った。しかし、アウトサイドから88号車(ブラッド・ケセロウスキー)に我々2台は抜かれてしまった。チェッカー直前、私は本当にオーバーステア症状が酷く、あの時点では、私は勝つために、18号車を抑えることしか考えていなかった」


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