NASCAR NATIONWIDE SERIES
第6戦 Bashas' Supermarkets 200
開催日:4月9日
ペナルティから怒濤の追い上げ!
カイル・ブッシュが今季2勝目
4月9日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズ第6戦「Bashas' Supermarkets 200」がフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。
今イベントは練習走行、予選、決勝レースが全て9日(金)に行われ、その間を縫って併催のスプリント・カップ・シリーズ第7戦の練習走行、予選も行われたため、カイル・ブッシュやジョーイ・ロガーノら、両レースに参戦するドライバーは非常に忙しい一日を過ごすこととなった。
午後2時10分から予選が行われ、Ky.ブッシュが最前列2番手、ロガーノが6番手につけ、 10台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
午後6時46分に1マイルオーバルを200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。2番手グリッドのKy.ブッシュは、ポールポジションのカール・エドワーズ(フォード)とスタート直後からサイド・バイ・サイドでの首位争いを展開し、見事に首位を奪取。
しかし、15周目にこの日最初のイエローコーションが出されると、Ky.ブッシュはピットへ向かったが、他の上位勢はピットインせず、Ky.ブッシュは25位まで後退。ロガーノが3位に浮上した。
追い上げを開始したKy.ブッシュは、29周目には8位までポジションアップ。31周目に2度目のイエローコーションとなり、上位勢がピットインする中で、Ky.ブッシュはコース上に残り、再び首位に立った。
中盤戦はKy.ブッシュが首位を快走。その後方でブラッド・ケセロウスキー(ダッジ)とロガーノが2位を争う展開となった。
137周目、イエローコーションからの再スタート直後に中団グループで多重クラッシュが発生。ケイシー・メアーズ、トレヴァー・バイン、ジェイソン・リフラーらが巻き込まれた。このクラッシュでレースは赤旗が出され、10分間ほどの中断を経てレースは再開された。
145周目、グリーンフラッグが振られたが、2位での再スタートとなったKy.ブッシュがジャンプスタートと判断され、ドライブスルーペナルティ。首位と同一周回最後尾の16位まで後退を余儀なくされてしまった。
一方で、常にトップ5圏での走行を続けていたロガーノが、激しいバトルの末に179周目、この日初めて首位に浮上。Ky.ブッシュも追い上げ、トップ10へとポジションを戻した。
187周目にこの日7度目のイエローコーションが出され、上位勢はこの日最後のピットへ。このピットロードでKy.ブッシュとロガーノが接触。ロガーノは順位こそ落とさなかったものの、車体右前部にダメージを負ってしまった。
Ky.ブッシュは10位で残り8周の再スタートを切ると、猛烈な追い上げを開始。僅か3周で首位の座を奪い返すと、最後は2位に1.5秒もの差を付けてトップチェッカーを受けた。ブレンダン・ゴーアンが4位に入り、今季初のトップ5フィニッシュ。ロガーノは再スタート後の他車との接触で左リアタイヤをパンク。順位を落としたが、10位でフィニッシュした。
Ky.ブッシュは今季2勝目。ネイションワイド・シリーズでの通算勝利数を、史上単独3位となる32へと伸ばした。
次戦第7戦は4月17日(土)、テキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「10位からの再スタートとなったが、そこから追い上げて、トップに立つことが出来た。我々の“トヨタ カムリ"は信じられない速さだった。ペナルティを受けた後、コーションが出れば幾つかポジションを戻せることは分かっていた。ただ、トップとどれだけ離れているかはわからなかった。クルーチーフの素晴らしい判断と、チームスタッフの努力によって得られた結果だ」
