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◎◆◎ ミシュランの超偏平シングルタイヤX Oneが河崎運輸機工に採用へ
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　日本ミシュランタイヤ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：ベルナール・デルマス）は、トラック／バス用超偏平シングルタイヤ「MICHELIN X One」（以下X One）が河崎運輸機工株式会社（本社：山口県岩国市、以下河崎運輸機工）の新型タンクローリーの標準タイヤとして採用されましたので、お知らせいたします。

　河崎運輸機工は、中国地区一円で出光興産株式会社（本社：東京都千代田区）の石油精製製品の運搬業務を行っています。今回河崎運輸機工が導入したのは、VUT(Value Up Trailer)と呼ばれる昭和飛行機工業株式会社（東京都昭島市）製30KL新型タンクローリーで、徹底した軽量化などにより積載量を増やして輸送効率の大幅な向上を可能にしています。ミシュランの「X One」はこの新型タンクローリーの標準タイヤとして採用されています。

　河崎運輸機工の代表取締役社長の河崎 静生氏は、「当社ではX Oneを装着した30KLタンクローリーを昨年の2台に引き続き今回2台導入しました。このタンクローリーの導入には様々なメリットがあります。3台の20KLタンクローリーを2台の30KLタンクローリーで代替することが可能となりました。トラックの数を削減することで、環境負荷を大幅に下げることができ、新たな技術を導入する事で、安全性も高めています。」と話しています。

　ミシュランの「X One」はダブルタイヤをシングル化することで、軽量化による積載量の増加、輸送効率の向上、シャシ設計の自由度の拡大を可能としています。また部品点数が減る事による車両の生産性も向上させます。さらにタイヤを2本から1本に減らすことによって、廃棄されるタイヤも減り、環境性能も向上します。

　また、今回採用された「X One」の455/55R22.5サイズは、日本市場で最も一般的な大型トラック用ダブルタイヤのサイズ11R22.5と外径がほぼ同じで、且つ日本の法律上最大値とされる車軸あたり10tの耐荷重能力を持ちます。11R22.5 のダブルタイヤ仕様と較べると軸当たり約100Kgの軽量化が図られ積載輸送量が拡大します。また燃料消費量の節約にも貢献します。

●河崎運輸機工について
　河崎運輸機工株式会社は、運輸業及び工事業の2部門を柱にし、運輸業では陸上運送・クレーンリース・トレーラー・タンクローリーによる特殊貨物の運搬、又、工事業では化学工業プラントの新設・メンテナンス・土木工事・橋梁工事等を行っています。タンクローリーによる運搬事業では、石油製品運搬・産業廃棄物収集運搬を行い中国地区一円でグループ会社を含め約200台のタンクローリー車を稼働させています。
URLはwww.kawasakiunyu.co.jpです。

●出光興産株式会社について
　出光グループは、日本全国・世界各地に事業所を有し、多様な事業を展開しています。燃料油、潤滑油などの石油事業、石油を原料とする基礎化学品（エチレン、パラキシレンなど）や機能材料などの石油化学事業、および石油、石炭、ウランなどエネルギー資源の開発と鉱山経営を行う資源事業を行っています。一方、長年の研究開発で培ってきた独自の技術力を背景に、電子材料やアグリバイオなど、今後成長が期待される分野で新規事業を推進しています。全国に約4,600ヶ所のサービスステーションを展開しています。
URLはwww.idemitsu.co.jpです。