2015年からホンダがF1に復帰する。ホンダに限らず、これまでに多くの日本メーカーが、F1エンジンを世に生み出してきた。トヨタ、ヤマハ、無限、スバル……これらのメーカーは実際にF1チームにエンジンを供給し、グランプリを戦った。

 実際にF1への参戦には至らなかったものの、F1規格のエンジンを作った日本の企業もある。チューニングパーツメーカーのHKSは、1990年代の始めにF1規格のエンジンを開発し、92年末にはF3000の改造シャシーに搭載し、実際に走行させている。

 そしてもうひとつ、日本製のF1エンジンがあった。いすゞが開発したP799WEエンジンである。3500cc、V12気筒エンジンは、ロータス102の改造版、102Cに実際に搭載され、シルバーストンを走った。しかし、当日の映像や写真はほとんど存在せず、その真相はこれまであまり明らかにされていなかった。

 しかし今回、当時撮影された実走行映像を発掘。アイルトン・セナがドライブするマクラーレン・ホンダやレイトンハウスと共に、シルバーストンを走るロータス102C・いすゞのマシンの幻の映像を、じっくりとご覧いただこう。

 なお、このいすゞF1エンジンの詳細が掲載されたRacing on No.437『幻のF1エンジン』の電子版を、今なら300円で購入することができる。

 モータースポーツ雑誌やクルマ雑誌などの電子書籍を多数ラインナップしているASB電子雑誌書店(http://www.as-books.jp)では、1月12日まで過去10年分の『レーシングオン』バックナンバーを電子版で復刻した、お買い得キャンペーンを実施中。こちらも併せてチェックしていただきたい。

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