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投稿日: 2009.07.26 00:00
更新日: 2018.02.23 10:40

【Honda】インディカー・シリーズ第11戦エドモントン予選 W.パワーがポールポジション獲得


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ウィル・パワーがポールポジション獲得
武藤英紀は12番グリッド

2009年7月25日(土)
予選
会場:エドモントン・エアポート・サーキット(全長1.973マイル)
天候:晴れ
気温:31〜33℃

シーズン半ばのロードレース3連戦、その最後を飾るのが昨年に続いて2回目の開催となるカナダ、アルバータ州エドモントンでのレースだ。同地のサーキットはダウンタウンの空港を使ったもので、高速コーナーが連続するスリリングなレイアウトとなっている。

走行2日目となる土曜日に行われた予選、ドライバーたちは広いランオフエリアがあるコースとあってアグレッシブな走りを思う存分にトライ。23人出場の中からウィル・パワー(Team Penske)が1分01秒0133のベストタイムをマークしてポールポジションを獲得した。今年のロングビーチに続く、キャリア2回目のポールだ。

3段階で争われる予選の最終ステージには、ポイントリーダーのダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)、ポイント2位につけているスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)、ポイント3位のライアン・ブリスコー(Team Penske)と4位のエリオ・カストロネベス(Team Penske)、ロードレースでの目覚しい速さを見込まれてTeam Penskeからスポット参戦しているパワー、そして、グラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)の6人が進出した。

今年から、ロードレースではプライマリーとオプショナルの2種類のタイヤが供給されている。ソフトコンパウンドでグリップが高いオプショナルタイヤは予選で2セットまで使用が可能だ。ブリスコーは新品1セットを残して最終ステージに進むことに成功し、10分間の予選で9分間トップに立ち続けた。

そのブリスコーをトップの座から弾き出したのが、チームメートのパワーだった。彼は第2ステージで使ったオプショナル装着での走りながら、予選の残り時間が1分を切った時点でベストタイムを叩き出し、大逆転でのポール獲得を達成した。予選3位はカストロネベスのものとなり、Team Penskeはトップ3グリッド独占を果たした。

カナダ出身のポール・トレイシー(KV Racing Technology)は、予選第1ステージをトップで通過したが、ファイナル進出は果たせず、予選9位となった。

武藤英紀(Andretti Green Racing)は、昨日までとは大きく異なるマシンセッティングでプラクティス3回目に出走。ハンドリングの向上を確認して予選に臨み、第2ステージへの進出を今年初めて成し遂げた。しかし、最終ステージまで駒を進めることはならず、明日のレースは12番グリッドからスタートすることになった。


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