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STI、インプレッサでニュルブルクリンク24時間レースに挑戦
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スバルテクニカインターナショナル(STI)は、本年5月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで開催される「第37回ADAC Zurich 24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)」に、STIが独自チューニングを施したインプレッサ STIで参戦し、クラス優勝を目指す。
ADAC Zurich 24時間レースは、全長25.378kmにもおよぶコースを舞台に、欧州メーカー車を中心に毎年200台を越すツーリングカーが参戦する世界最大規模の耐久レースである。特にこのレースで使用される過酷なコース「ノルドシュライフェ」(全長20.832km、通称オールドコース)は、STIが車両開発に活用する馴染みのフィールドである。このレースへの参戦は、「強靭でしなやかな走り」をテーマに掲げクルマづくりに取り組むSTIが、独自の技術的ノウハウを確認・収集するために恰好の機会と捉え、それらを今後の車両開発にも活かすことなどを目的にしている。
参戦車両は、インプレッサWRX STIをベースに、STI自身が製作。「フレキシブルタワーバー」をはじめ、シャシー各所に独自開発した補剛パーツなどを装備し、軽量化や安全装備などの改造を施している。出場カテゴリーは、SP3T(排気量2.0リットル未満の過給機付き車)にエントリーする。
また、今回の参戦にあたっては、STI自身がチームマネジメントを行う。チーム監督には、STI 車両実験部長の辰己英治が就き、レース経験豊かな日本人プロドライバー4名で参戦する。
◇エントラント名 : 「SUBARU TECNICA INTERNATIONAL」
◇参戦車両 : SUBARU インプレッサ STI(GRB型)
水平対向4気筒 EJ20型 2.0リットル DOHC ターボ /
SYMMETRICAL AWD
◇サスペンション:フロント ストラット式、
リヤ ダブルウイッシュボーン式
◇車両製作 : STI
◇チーム監督 : 辰己英治(STI車両実験部長)
◇ドライバー : 清水和夫、吉田寿博、服部尚貴、松田晃司
