アブダビGPのオーガナイザーは、予定していたヤスマリーナ・サーキットのレイアウト変更は今年は行わず、今季のレースの状況を見てから実行するかどうかを決めると述べた。

 昨年最終戦で、チャンピオン候補のフェルナンド・アロンソがスピードで劣るルノーのビタリー・ペトロフをどうしても抜くことができず、タイトルを逃すことになったが、その後このコースの抜きにくさが批判されている。

 サーキットのボスらは今季のレース前にオーバーテイク促進を狙ったコース改修を行うプランを立てていたが、今季F1は規則変更により全般的にオーバーテイクが増えているため、ヤスマリーナの改修を見合わせることにしたということだ。

「FIAがもたらした変更により、今年のレースはオーバーテイクが多く、エキサイティングなものになっている」とサーキットのチーフエグゼクティブ、リチャード・クレーガン氏はアブダビのThe National紙に対して述べている。
「そのため我々は、コース変更のために多額の資金を使うよりも、(今年のレースが)どうなるのか様子を見ることにする」

 クレーガン氏は、もし今年のアブダビでオーバーテイクがあまり見られなかった場合には、すでに明らかにされているコース変更案を早急に実行に移すつもりであると述べた。
「計画は今年のレースの状況を見るまで延期されたということだ」

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