2012年F1第18戦アブダビGPの公式予選Q1は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は17番手タイムでQ2に進んだ。
予選ファーストセッションのQ1は全24台がタイムアタックを行い、上位17台がセカンドラウンドのQ2に進む。セッションは20分。現地の天候は晴れで路面はドライ。気温29度、路面温度31度というコンディションでスタートした。
セッションでは、上位勢がミディアムタイヤ中心でアタックしたのに対し、メルセデスやザウバー、フォース・インディアといった中団グループのマシンがソフトタイヤで2度目のアタックを行う展開となった。
トップタイムは、フリー走行からの好調を維持するマクラーレンのハミルトンが記録。ソフトタイヤのニコ・ロズベルグが2番手で続き、3番手にレッドブルのマーク・ウエーバーが入った。フェルナンド・アロンソが4番手でフェラーリは5番手にもフェリペ・マッサが入るなど、FP3からはポジションを上げてきた。
一方、2戦連続のポールを目指すレッドブルのセバスチャン・ベッテルは、アタックラップで軽くガードレールにヒットするなど、8番手に終わった。
Q1ノックアウトとなったのは、ケータハム、HRT、マルシャの各6台とトロロッソのジャン−エリック・ベルニュ。ザウバーの小林可夢偉はタイムアップに苦戦したものの、通過ギリギリの17番手タイムでなんとかQ2に駒を進めた。