2011年F1韓国GPの土曜予選で、トロロッソのセバスチャン・ブエミは13位、ハイミ・アルグエルスアリは11位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ 予選13位
13番手は心から望んでいた順位ではないとはいえ、予選での自分のパフォーマンスにそこそこ満足しているよ。僕らはQ3にすごく近いところまで行けたし、これはとても重要なことだ。トップ10から0.2秒落ちというのは、マシンが進化している証拠だよ。確かにもう少しいいタイムを出すこともできたはずだけど、明日に向けては良い結果だ。特に午前中のフリー走行で僕らは力強いロングランを走れたし、その間にタイヤのデグラデーションに関してもよく理解できたからね。つまり僕らはレースに向けての準備がよく整っていて、良い結果を得られると信じるに足るだけの理由があるってことなんだ。
ハイミ・アルグエルスアリ 予選11位
チームにとって良い予選だったと言えるね。昨日の始まりからマシンはウエットでも感触が良く、僕らはいい仕事ができていた。今では鈴鹿で持ち込んだいくつかのアップデートをより深く理解できるようになったと思うし、その力を最大に引き出すことができた。それからロングランで思ったほどにデグラデーションが出なかったことも励みになったよ。だから明日、この問題が僕らを悩ますことはないだろう。レースには大いに期待しているよ。ザウバーとの差を縮めるのに十分なポイントを獲得できるといいね。彼らのグリッドは僕らより後ろなんだ。
午前中のベッテルとの一件に関しては、何が起きたかはっきり分かっている。僕はロングランの最中で、彼はアタック中だったから道を譲った。その後彼がミスをして僕の後ろへ行ったんだけど、また追いついてきた。既に一度彼を前に行かせているから、ロングラン中だった僕はもう1周プッシュしようとした。一人のドライバーに何度も譲るわけにはいかないよ。もう一度前に出してあげていたら彼にとっては楽だったと思うけど、僕にだって十分なデータを取るという仕事がある。昨日の雨のせいで、僕らにはドライでのロングランの情報がまるでなかったからね。これに関しては申し訳なく思うけれど、彼らも僕の考えを理解するべきだ。