トロロッソのハイミ・アルグエルスアリは、今年は自分にとってもチームにとっても特に重要な年になると語った。一方チームメイトのセバスチャン・ブエミは、いつもどおり全力を尽くすだけだと述べている。
トロロッソは1日、バレンシアで2011年型マシンSTR6を発表した。新車発表に際して、アルグエルスアリは今シーズンについて次のようにコメントした。
「今年は僕にとって間違いなく重要なシーズンだと考えている。毎年毎年が大切だけれど、今年はF1でのフル参戦2年目だし、トロロッソも自分のマシンを作るようになって2年目を迎える。だから僕自身にとってとても重要なシーズンになる。トロロッソと僕の将来を決める年になるだろう。僕らはウイリアムズ、フォース・インディア、ザウバーといったライバルたちをターゲットに定め、彼らと戦い、彼らの前でシーズンを終えなければならない」
2010年は苦戦したブエミは、トロロッソでの3年目のシーズンは自分の運命を左右するシーズンになるととらえているかとの問いに対し、「今シーズンもいつもどおり重要なシーズンだ」と答えている。
「シーズンは毎年重要で、ベストを尽くす必要がある。もちろんいい結果を出し、できるだけ多く入賞するために全力を尽くす。その上で来季がどうなるのかは分からない」
「マシンはいいみたいだ。僕らはその点で(去年より)自信を持っている。サーキットで本格的にテストを始めてみないと、今年どれだけの期待ができるかは分からないけれど、よさそうに思えるね」