2010年F1第15戦シンガポールGPの金曜プラクティスを終えたトロロッソのハイミ・アルグエルスアリが、苦手なソフトタイヤで走っている時に一瞬マシンをウォールに擦ってしまったと語った。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ フリー走行1=8位/2=18位
最初のセッションのはウエットの中で作業をスタートさせた。そのせいでプログラムを進めていくのが大変だった。でもFダクトを装着して数周走り、データを収集することができた。今日はクルマに問題は何もなく、その点はよかった。ロングランによって両タイヤについてとてもよく理解することができた。最初の2周でソフトタイヤから最大限の性能を引き出すことができなかった。いくつかミスを犯してしまったからだ。純粋にラップタイムだけを見れば自分のパフォーマンスには少しがっかりしているが、金曜日にはタイム自体はそれほど重要ではない。でも、すぐにスピードが出せれば、それはアドバンテージになる。コースの改善についていくことは重要だからね。結局のところ、汗はたくさんかいたけど、いい日になったよ!
ハイミ・アルグエルスアリ フリー走行1=5位/2=17位
ポジティブなスタートになった。特に2回目のセッションで燃料を多く搭載してたくさんの周回を重ねられたのは良かった。最初のセッションで5番手に入ったけれど、ウエット路面でコンディションが複雑だったから、この結果を深読みすべきではないよ。コンディションが改善された2回目のセッションでは序盤に速いラップを刻めたし、ロングランでの結果にもかなり自信が持っている。コースコンディションは明日さらに良くなっていくことは明白だから、それに合わせて作業を進めていく必要がある。一度だけウォールにクルマを擦った瞬間があった。その時ソフトタイヤを履いていたんだが、僕は常にソフトでのドライブの方が少し苦労するんだ。ソフトの方が間違いなく速いが、リヤエンドの動きが激しくなるのでそれに順応させるのがより難しい。それで、ターン19でウォールに擦ってしまった。クルマの中はかなり暑く、酸欠みたいに感じる。でも、昨年初めてここに来た時とは比べ物にならないほど僕自身のコンディションはいいよ。