フェルナンド・アロンソが、フェラーリとの契約を更新し、少なくとも2016年末まで同チームで走ることが発表された。
アロンソは2010年にフェラーリに加入、2012年末までの契約を結んでいたが、彼は自身のF1キャリアをフェラーリで終えたいと述べていた。
フェラーリは19日、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロは、ドライバーであるフェルナンド・アロンソとのテクニカルおよびレーシング契約を2016年シーズン末まで更新したことを発表する」との声明を発表した。
この声明においてフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは次のようにコメントした。
「最も厳しい状況の中にあっても勝利への精神力を常に示してくれるドライバーと契約を更新することができ、非常に嬉しく思っている」
「フェルナンドは、技術的にもひとりの人間としても、フェラーリの歴史の中で重要な役割を果たすために必要なすべての資質を備えている。彼が近いうちにさらに勝利を重ね、フェラーリをさらに強化していってくれることを期待する」
「今回合意に達することができ、本当に嬉しい」とアロンソ。
「僕はフェラーリに加入してすぐにチームになじむことができた。今では自分にとって第二の家族であるように感じている」
「僕はマラネロで働く人々、そして彼らを率いる人々をこれ以上ないほど信頼している。だからチームとの関係をこれほど長期にわたって延長する決心をするのは、僕にとっては自然なことだ。このチームで僕はいつの日かF1のキャリアを終えることになるのは間違いない」