フェルナンド・アロンソは、元チームメイト、ルイス・ハミルトンは今苦しい時期を送っているのかもしれないが、そういう時こそドライバーとして成長するチャンスであると語った。
ハミルトンは今季しばしばクラッシュし、何度もペナルティを受け、アグレッシブすぎるとして批判を受けている。チームメイトのジェンソン・バトンはコンスタントにポイントを獲得し、現在ランキング2位につけているが、ハミルトンはミスが影響し、バトンから17ポイント差の5位となっている。
マクラーレンでチームメイト同士だった時には不仲であると伝えられていたアロンソとハミルトンだが、ふたりは今は互いを尊重しているように見える。アロンソはハミルトンの今の焦りを理解しているようだ。
「自分がF1でベストの時、あるいは自分が成長したと思っている時に(タイトル獲得のための条件が整わないのは)悔しいものだ」とアロンソはシンガポールGPを前にDayly Mailに対して語った。
「ルイスは2008年にタイトルを獲った時よりも自分はドライバーとして成長したと考えているはずだ。でも今はタイトルを獲るためのマシン、運、その他さまざまなことが揃っていないのかもしれない。それは僕も同じだ。でもこういう苦しい時期こそ、次のチャンスに備えてもっといいドライバーになれるよう、できるだけ多くのことを学ばなければならない」